よくあるご質問

入居に関して

  • 本人が入居したくない、といっているのですが。
    誰もが、長年住みなれたご自宅に対して強いこだわりがあるのは当然であり、また、ホームに入居した後の生活が不安で、ご入居を拒否されるケースも多くあります。入居を拒否している、というのはむしろ普通のケースであり、基本的には、その原因がどこにあるかを把握しながら、ご本人の納得度を高めていくための具体的なアプローチをしていくことにより、解決される事が多いものです。例えば「老人ホーム」が持つ言葉のイメージが大きく作用して入居を拒否しているケースは非常に多くあります。
    現在の介護付有料老人ホームで実現できる生活というのは、過去のそれとはずいぶん変化してきております。ご自宅で困っていらっしゃる生活面のこと、将来の不安についてもお話を聞かせていただき、ご見学していただく中でホームでの具体的な生活イメージをご説明させていただきますと、その内容に驚かれたり、予想外に安心される方が非常に多いのも事実です。また、人と接する機会も増える事による刺激がもたらす、精神的な効果も大きく、明るく前向きになられる方も少なくありません。過去の実績として入居を拒否されている方が、いくつかのアプローチの結果、幸せにお暮らしいただいているケースが数多くあります。現在悩まれている方はあきらめる前にぜひ入居相談室にご相談下さい。
  • 介護保険の認定を受けていませんが入居できますか。
    一部のホームを除いて、ご入居いただけます。(生活サポート費を別途ご負担下さい。)
  • 健康診断書は必ず必要ですか。
    必要です。私どもは、健康診断書から入居者様の医療・介護の状態、必要なケアを推し量る事ができます。血液データ、感染症の確認、X線写真による肺の状態確認、現在の病名、既往症、薬の処方、日常生活動作と多岐にわたります。いずれも、大切なご家族様を責任を持ってお世話させていただく上で大変重要なデーターとなりますので、入居前に必ず提出をお願いしています。(健康診断書の有効期限は3ヶ月です)
  • ケアプランに定められた以外にも、要望すれば個別のサービスは受けられますか。
    受けられます。詳細は介護サービス等の一覧表をご覧ください。記載がない内容につきましては、都度ご相談下さい。
  • 夫婦で入居することは可能ですか。
    ご夫婦のご入居もお受けしております。ただし、ご夫婦の現在の生活、背景を見て別々のお部屋をお勧めする事がございます。同室でのご入居の場合、ご夫婦のどちらかに介護や生活上の負担が発生するものです。折角、介護付のホームに入居されたのですから、介護負担がお互いに軽減される方向で生活を構築して頂いた方が、よりよい生活が出来ると考えております。
  • すぐに入れますか。
    ご入居の意思を確認してから、ご自宅か病院・施設へお伺いし入居前面談を致します。その後、必要な書類をご準備いただき、早ければ2週間ほどでご入居いただけます。
  • 身元引受人について知りたい。
    身元引受人の方には、医療や介護などについて、随時ご相談させていただきます。また、ご入居者様の一切の債務につき連帯保証責任が生じます。また、契約を解除された場合を含め、必要なときには、ご入居者様の居住先、及びご入居者様の所有物に付きまして責任を持っていただきます。この様な事を考え合わせますと、最も近いご親族にお願いするのが最善かと思います。
  • ショートステイ(短期)利用はできますか。
    ホームの空き室状況に応じてご利用いただけます。介護保険を使うタイプと、自費のタイプがございます。
  • 徘徊があるのですが入居は出来ますか。
    徘徊があるということで、ご入居をお断りする判断は、原則としていたしません。ホーム入居をきっかけに穏やかになり、徘徊がなくなったという例も多々ありますので是非ご相談下さい。
  • 胃ろうですが、入居は出来ますか。
    胃ろうだけの理由で、ご入居をお断りする判断は、原則としていたしません。胃ろうのお客様をお受入してきた実績がございます。是非ご相談下さい。
  • 寝たきりの状態でも入居は可能でしょうか。また費用は変わったりしますか。
    可能です。(お身体の状態によってはお受け入れが難しい場合もございまので、まずはご相談ください。)また費用は介護保険の自己負担分が、介護度に応じて変動いたします。それ以外の費用は変わりません。
  • 現在満室のホームでも、部屋が空き次第、知らせてもらえますか。
    可能です。もしご入居を急がれている場合は、お部屋が空くまでの期間、近隣の弊社ホームにご入居いただくことも可能です。
  • 入居契約は本人がしなければならないのですか。
    原則としてご本人様に行なっていただいております。お身体の状態等で困難な場合は、ご相談下さい。

健康診断と医療行為に関して

  • 医療行為はどの程度まで可能でしょうか。
    ホーム内には看護師が日中365日常駐し、協力医療機関との連携により、医療依存度の高い方でも、可能な限りのサポートを行なってまいります。
    介護付きホームは医療機関ではないため、医療行為には一定の制限がございますが、胃ろう、在宅酸素、バルーン、ストマ等の対応実績がございます。
    また協力医療機関の医師による往診を受けることが可能です。
    ※詳細につきましてはご相談下さい。
  • 日常の健康管理は、どのように行われるのですか。
    日常の健康管理は看護師が随時行うことに加え、協力医療機関の往診医が毎週訪問し、実施しています。定期健康診断は協力医療機関にて年2回行います。
  • どのような状態までみていただけるのでしょうか。
    仮に寝たきり、全介助の状態になったとしても、ひきつづき生活していただく事は十分可能です。ご病気だからと言って、即、退去ということでは決してありません。ご高齢になれば何らかの病気にはなるものです。看護師、ホームドクターの対応で病気と向かい合いながらホームの生活を継続されるケースがむしろ一般的です。しかし、ご病気によっては、設備の整った病院での治療を優先すべき、と判断されて、退去を決断される場合もございます。いずれにせよ、ご入居者様、ご家族の皆様と、かかりつけの医師も交えて緊密な連絡、ご相談をして、ご本人様にとって最良の方向を決定していきたいと考えております。
  • 退去させられる事はありますか。
    基本的には生涯にわたり、お世話させていただきます。
    ただし、ご入居者様の行為が他のご入居者様の生命に危害を及ぼす恐れがあり、かつ通常の介護方法ではこれを防止できない場合、月額の利用料他の支払いをしばしば遅滞した場合、またご本人、ご家族との信頼関係が損なわれたと判断せざる得ない重大な事由があった場合などは、ご入居者様とご家族に対し、契約の解除を通告させていただくことがございます。

日常生活に関して

  • 自由に外出できますか。
    可能です。お出かけの際に、職員がお出かけ先やお帰りになる予定の時刻をお聞きしますのでご了承下さい。
    尚、お一人での外出に危険が伴うと思われる場合は、外出を制限させていただく場合がございます。職員が同行する外出は別途料金が発生する場合がございますので事前にご相談下さい。
  • 家族の宿泊は可能ですか。
    原則できません。
  • ケアプランに定められた以外にも、要望すれば個別のサービスは受けられますか。
    受けられます。詳細は介護サービス等の一覧表をご覧ください。記載がない内容につきましては、都度ご相談下さい。
  • 決められた面会時間はありますか。
    ホームは自宅として生活していただく場ですので、面会時間の制限はござませんが、夜間は他の入居者様がお休みされているため、ご遠慮いただいております。
  • 飲酒、喫煙は可能でしょうか。
    ご入居者様には、出来る限りご自宅と同じように、お過ごし頂きたいと感じております。各ホームで、お酒やタバコを嗜まれる方がいらっしゃいます。他のご入居者様へご迷惑がかからないように飲酒、喫煙につきましは、各ホームで一定のルールを定めた上で運用しております。
    人員配置上の制約もございますので、いつでも望まれるときに、とはいかない場合もございますが、出来る限りご要望にはお答えする方針です。
  • 入居後も習い事に通えますか。
    可能です。お出かけの際に、職員がお出かけ先やお帰りになる予定の時刻をお聞きしますのでご了承下さい。
    尚、お一人での外出に危険が伴うと思われる場合は、外出を制限させていただく場合がございます。職員が同行する外出は別途料金が発生する場合がございますので事前にご相談下さい。
  • 先に入居されている方と馴染めるか不安なのですが。
    お食事やレクリエーションを通じて、できるだけ早く慣れていただけるよう配慮しております。
  • 入居時に最低限必要な持ち物は何ですか。
    お薬、衣類、身の回りの物品(ヘアブラシ、歯磨きセット、ひげそり等)はご用意いただけますようお願いいたします。
  • 定期的なレクリエーションやイベント等はありますか。
    ホームごとに日々さまざまなレクリエーションを企画・開催し、ご入居者様にお楽しみいただいています。
  • 入居者の送迎は行っていますか。
    ホームにより対応の範囲が異なる為、個別にご相談下さい。

介護・入浴に関して

  • 何人のスタッフで介護をするのでしょうか。
    直接処遇職員の人員配置は2.5対1以上となり特定施設の人員配置基準である3.0対1を上回る人員配置としております。
  • お風呂には週何回は入れますか。
    ホームによって異なりますが介護サービスとして基本週2回~3回お入りいただけます。お入りいただく前には体温測定、必要な方は血圧測定をして、お体の状態を確認しております。
  • 入居者や家族等の意見は取り入れてもらえますか?
    個別の介護の方法や日々の暮らしについては、ケアプラン作成時の「サービス担当者会議」にて、またホーム運営全体については、年2回開催している「運営懇談会」にて承っております。またお気づきの点がございましたら、都度お伝えいただければ幸いです。
  • 夜間の見回り体制はどうなっていますか。
    夜間も必ず介護職員を配置し、2時間に1回の巡視を行なっております。お急ぎの際はナースコール(全室設置)でお呼び出し下さい。
  • 車椅子でも入浴介助はしてもらえますか。
    全ホーム、機械浴を設置しており、職員が手伝いながら、ご入浴いただくことが可能です。

食事に関して

  • 嫌いな食べ物がありますが、対応は可能でしょうか。
    あらかじめお嫌いなものを教えていただければ、出来る限りの範囲で食材を変更させていただきます。(別途費用がかかる場合がございます)
  • 食事制限がありますが、対応は出来ますか。
    管理栄養士がカロリーコントロール、塩分調整、食物アレルギー等への対応を行います。
  • きざみ食や、治療食(ソフト食)なども提供されるのでしょうか。
    ご入居者様の咀嚼能力、嚥下能力にあわせた方法で介護士、介護支援専門員、看護師が連携のもと、提供いたします。(治療食(ソフト食)は別途費用がかかる場合がございます)
  • ひとりで食べられないのですが・・・・。
    ケアスタッフがお食事のお手伝いをさせていただきますのでご安心下さい。
  • 家族も一緒にホームの食事は出来ますか。
    ご来客様用のメニューを用意しております。事前にご予約いただければ、ご家族の分もご用意させていただきます。(有料)
  • 食べ物の差し入れをしてもいいですか。また、出前をとることはできますか。
    お食事に制限が必要な場合を除き、差し入れも出前も可能です。差し入れにつきましては、体調を崩される場合がございますので、生ものはお控えいただきますようお願い致します。

設備・居室に関して

  • 部屋に電話を引けますか。
    もちろん可能です。TV回線も引いております。
  • 仏壇を持ち込むことは出来ますか。
    もちろん可能です。身の回り品は自由にお持込いただいております。ただしお仏壇については、火の使用はご遠慮いただいておりますので、電気式ろうそくをご使用下さい。
  • 他の介護居室への住み替えはあるのでしょうか。
    ご入居者様の要介護状況が変化した場合に、ホーム側が住み替えが必要と判断しご本人もしくは身元引受人の同意を得たうえで、住み替えをしていただく場合がございます。
    この場合、居室の利用権は当初の居室から新しい居室に変更となります。また、変更先との入居一時金に差額がある場合には差額分を清算いたします。

利用料金に関して

  • 利用料金はどのくらいかかりますか。
    有料老人ホームのご入居時にお支払いいただく費用につきましては、「前払金」、毎月お支払いただく「月額利用料」、そして「介護に係る費用」(介護保険自己負担分)となります。また医療費、嗜好品、おむつ代等は別途自己負担となります。
  • 上乗せ介護費用とは何ですか。
    法定基準よりも介護職員・看護職員を多く配置し介護を行なう施設の場合、その人員体制の料金を受領することが認められており、これを「上乗せ介護費」と言います。
  • 入居者が亡くなった場合、入居金は返金されますか。
    入居金の償却期間中にお亡くなりになった場合は、未償却分を日割りで計算し返金いたします。償却満了後にお亡くなりになった場合は、返金はございません。
  • 前払いプランと月払いプランのどちらが良いのでしょう。
    前払いプランの場合、毎月の支払額を抑えることができ、一定期間お住まいになった場合は、月払いプランよりも総支払額が低くなります。
    また、月払いプランの場合、ご入居期間が短ければ前払いプランよりも総支払額を抑えることができます。